夕べの夢まだ覚えてる 何か不思議な夢だった お母さんが出て来てどっか連れて 行ってくれた オレはまだちっちゃくて 坊主頭のガキだった いいにおいがした いいにおいがした そっから先はよく覚えてない でも目が覚めたとき涙があふれた つり革はベトベトして気持ちが悪い 中吊り広告はうるさい上司のようだ オレは目を閉じる オレはそっと目を閉じる 今日も満員電車は走る からっぽの心詰め込んで 一億二千七百六十万の叫びを切り 裂いて 最近のあたしの特技、 後ろ姿の男のルックス当てること そうねー、半分当たって半分外れる まあ人生そんなところ バイトの面接はだいたい ん~、十分くらいで終わる 資格性格通勤時間 そうたぶんそれがあたしの全て 窓の外に流れてく優しい風景 花は風にとけて時の残骸となる ねえ面接官さん教えて、 あたしが誰だか教えてよ 今日も満員電車は走る からっぽの心詰め込んで 一億二千七百六十万の叫びを切り 裂いて