花瓶の中では 昨日君が買った 花がこっち見て 春を待ってる 初めて買った花の色は 思い出せないけど あなたに渡せたということ コンクリートの影 空の青や街の色が 変わっていくということ 初めて買ったカメラの 最初の一枚目は あなたと決めていたということ 特別なことなんて 別になくていいけど 君と居るなら そりゃ無理か 僕の季節はあなたです 花の匂いに気付けなくても 木漏れ日の午後に 君から教えてもらった花を 探すのです 君の季節は何色ですか どれだけ僕は含まれてますか 僕の季節はあなたです 花の匂いに気付けなくても