静かな午後の何気ない退屈 かけがえのない奇蹟に変えた 炭酸の無数の泡の音や 他愛のない笑いにくすぐられて 願いなんてこれといってなかった 意味のない意味をかきあつめていたんだ うまくいかない毎日だったけど 未来を想像できたらよかった 雨のように光が降り注ぐ今を お腹が空いてもかまわずに 胸騒ぐ瞬間を探してた 波打つ時間とカーテンに揺れ 白く熟れきらぬ果実をかじって 欲望なんて色で塗りつぶした 柵の向こう操車場では枕木が腐った 意思が伝わらない意味を探してばかり 未来を想像できたらよかった 雨のように光が降り注ぐ今を 物語の中にぼくたち暮らしてた 未来を想像できたらよかった 雨のように光が降り注ぐ今を 未来を絵に描けたらよかったのに きみをずっとみつめていたかった