変化する瞳は嘗てを覚えているか 恍惚と邂逅の炎は未だ燃えていて 満ち足りた高揚が伝うのも 乾いた思いを震わすのも 全て僕らが鳴らす証明 長く、終わらない夢よ 悔しさだけでは生まれないその光と出会ってしまった これが理由だろう 胸を稲妻が駆ける焼け跡は愛情 向かい合うあなたとの衝突も怖くない これが答えだろう 春の雨音は背中に張り付いたまま 去るものを追わず佇んで 来るものを拒まず慈しみ 奏で波を打つ軌跡 短く、儚い夢よ 過ちの中で振り返り醜い自分と対峙する 立ち止まれない今日を少しでも描き留めたい 紡いだ言葉は いつの日か僕らがいなくなった未来も 息をしているだろう 掴んではすり抜けて行く 近づいては遠のく どこまでもどこまでも 求め進む意志を試すように 高く、果てしない夢よ あなたの世界に焦がれている 光が出会いたがっている これが理由だろう 時代と時間を超えた欠片は愛情 向かい合うあなたとの衝突を待っている これが答えだろう