見たくないものまで 見えてしまうから 目をつぶって歩いてみたけど すぐぶつかって 倒れてしまうから 薄目開けて 避けるしかなかったんです 僕が思っていた以上に歌は 弱く届かないものでした だけど思っていたよりも痛みは 早く癒えていくもの そっと悲しみのぬけがらを 胸に抱いて 壊れないように 思い出してもそれはもう いつの間にか 溶けて笑いに変わってる 邪魔なんだけどね 綺麗な自分を汚したくて 水溜りに飛び込んでみたけど でも傷付いても 決して決して 汚れることはなかったんです 僕は思っていた以上に君の 何も知らなかったみたい 君が思っている以上に愛は 短く儚いもの そっと悲しみのぬけがらを 胸に抱いて 壊れないように 思い出してもそれはもう いつの間にか 溶けて笑いに変わってる 君も持ってるの? 僕だけじゃないの? 重たくはないの? 今更だけど少し 僕に持たせてよ そっと悲しみのぬけがらを 胸に抱いて壊れないように 思い出してもそれはもう いつの間にか 溶けて笑いに変わる 悲しみがぬけがらに 変わるまでが 君を知るチャンス ほんの少し さっきよりも 君の方に近づけたらいいのに