ほんの70年前の今日の話 空は燃えて大好きな人と離れ離れ 無理やり連れてこられた 知らないこの場所で あなたのおじいちゃんと私は 出会ったのよ 何気なく聞いてた ばあちゃんの物語 思い出したのは南の島の丘の上 同じ物語の果てに眠る命 1つ1つ刻まれた名前のその前で ヒュリララ 風が吹けば ヒュリララ もう全ては ヒュリララ 終わったことのように ヒュリララ 僕は生きてた 遠い世界の話だと思ってた 自分には関係ないこととさえ 思っていた それなのに今涙が止まらないよ だって戦争がなければ 僕はこの世にいない ヒュリララ 時間が経てば ヒュリララ もう記憶は ヒュリララ 忘れたことのように ヒュリララ 僕は生きてた 燃え上がる空の下 絶望と諦めの間で 夢にまで思い描いた 生きたい明日がみんなあった 今僕はその未来(ばしょ)に立って 受け継がれたこの世界の中で かけがえのないただ1つの命を 自分で選べる明日を生きてたんだ ヒュリララ やっとわかったよ ヒュリララ 何も終わっていないんだね ヒュリララ だってそうだろ? ヒュリララ 僕ら物語の一人だ ヒュリララ 風が吹いても ヒュリララ 時間が経っても ヒュリララ その瞳は ヒュリララ 僕に語りかける 私の未来は今を 幸せに生きてますか? あの日消えていった命は 無駄じゃなかったですか? 暗闇の中ただ愛する我が子を 手に抱いて あなたが抱いた悲しみや 絶望のその果てに 僕は生まれました この命を 生きて行きます