ふと見上げたあの夜空が いつもより近く感じた気がしたんだ 鬱いだ日々に さよならを告げるように 傷付いた翼を広げた 駆け出して 飛び立って 夜空を游ぐ光のように 羽ばたいて 高鳴って この鼓動響かせたら 一番光る星が僕の道しるべだ 彼方まで連れ去って 満天の空に埋もれそうな 小さな星が瞬く 懸命なその姿に なれたならって思うんだ 打ちのめされた現状に 生きる意味も理由も無くなって でも確かにこの胸は脈打っている 消えかかっていた心に 火を灯した 輝いて 彩って ほら 痛みや苦しみだって 力に変えるような この翼なら翔べるから 朝になって 光が差して また世界に期待をして 夜になって 孤独を知って 意味のない繰り返しだった だけどやっと見つけたんだ この命輝く場所 どこまでもゆこう 空の果てまで 駆け出して 飛び立って 夜空を游ぐ光のように 羽ばたいて 高鳴って この身が燃え尽きたって いつかこの軌跡が 誰かを照らせたなら 今僕は星になる 夜をも越えてゆけ