まだ早い桜が川面に揺れると あなたの微笑みを 思い出す 本当の気持ちに気づかぬふりして 無邪気に笑わせてくれた あなた 互いの夢 語り合った頃は なにも持たぬ まぶしい日々 ありがとう いつもそばに ただ いてくれたこと 夕陽に染まって 並んで歩いた メロディみたいに流れる声を ずっと聞きたい 願ったのに 季節はいたずらに 過ぎてゆくだけで・・・ いつか消える静かな片思い 胸の中で 抱きしめてた ありがとう いとしさだけ そっと おしえてくれた 桜の木の下で いつしか逢いましょう なつかしい口笛を吹いて ありがとう 出逢えたこと あの やさしい時代に