閉じた瞼に差し込む 光が嫌になって 影を探してる どうしてすれ違ってしまうんだろう 描いた理想が心を殺してる 微かな呼吸も躊躇う 僕はどうかしてんだ 誰も知らないのに いつからすれ違っていたんだろう 描いた理想が心に問いかけてる 当てもない旅路だ 答えは分からないままで その未知の途中で 探したいものがあるんだろう? どうせ消えてしまうなら 全てを愛せないなら 命が灰になるその刹那に 確かにそこにいたこと ひとつだけでいい 肥大した不安は容赦なく 辺りを包み込むよう 逃げ場はなくなる 期待したようにはいかない 花は枯れてしまった 始まりさえ知らずに 痛みは鈍くなっていく 意識の底に沈み込む 拒んだはずの光を この手が望んでいた いつかは救われるかな 悲しみも消えるかな 傘も差さずに立ち尽くして 願ったこの雨が止めばと それだけでいい どうせ消えてしまうなら 全てを愛せないなら 命が灰になるその刹那に 確かにそこにいたこと ひとつだけでいい