ただ咲いてた あの日の消えた花火 君を思うほどに大きく咲き乱れるが 否や 散るも早し 欠片をつかみ取る手に残るのは 冷えた愛の形見 少し灯すよ 少しだけ 見せてこの目に君は僕の花火 僕の届かない空で咲き散る まだ待ってよまだ消えないで まだ僕は君に何もしてあげられない ただ生きてた 生きていただけの僕に君は 灯してくれた 理由、感情、愛の意味を 飾りつけて ずっと続くと思ってた 欠片を残して消えてしまうなんて 少し咲かすよ もう一度だけ 見せてこの目に 咲くのならば この手に残る涙はなくなるの? 君は行った わかってるよ 僕を残し目を閉じた 大きな花火が上がった時にさ 思い出したんだ約束 何があっても 君の横にいるって 置いて行かないで そこに居るんだね 置いて行かないで そこに居るんだろ 見せてこの目に 最後の花火 今までで一番大きく咲いた 冷えたこの手に何を伝える? 僕も目を閉じた 君と出会って 僕がようやく届いた先に花火が 上がった 二人で行こう 未来永劫 二人で手を繋いで