あの日の君へ

歌詞

鏡に写った僕の顔は 変わりないはずなのに 心地よいはずの風が重りのよう 段々と足音が遅くなり 日々は音を立てて変わりゆく なんて無骨な毎日だろう 意味を繋いで 繋いだ先にきっと風が吹く 思い出すんだ我慢の痛さ 影と重ねたんだ 10年前の約束を 今果たしてもいいかな? ずっと考えているんだ ずっっと考えているんだよ ねぇ 10年先でもいいかなと 馬鹿なことを考えてしまう そんな自分が嫌いだ こんな自分が大嫌いだ きっとが積み重なっていく 膨らんだ胸がはち切れそうだ ぱっと思い浮かんだ言葉が 溶けていく 思い出を溢して記憶を足してと 繰り返すたびに色褪せて消える から 蘇るあの日の記憶 うなされ起きた午前3時 ぐしゃぐしゃの顔で走った 夜明け前の匂いが好きだ まるで革命前夜(むかし)の 僕のようだ 誰もいない朝でも夜でもない刹那 誰にも邪魔されない 僕だけのレプリカ 止まらない時間を嘆き歌う 少し微笑む小確幸に満ちた今を 10年前の約束を 今果たしてもいいかな? ずっと考えているんだ ずっっと考えているんだよ ねぇ 10年先でもいいかなと 馬鹿なことを考えてしまう そんな自分が嫌いだ こんな自分が大嫌いだ 10年前のあの日を 今思い出したんだ鮮明に ずっと走ってるんだ ずっっと走ってるんだ君の 元へ 10年経った今だから 馬鹿な僕を許してくれとは 言わない 1年後僕と君の等身大の影を また重ねられると夢見ながら