悪口ばかり嫌になる夜は かいじゅうになるのさ だれかれ構わず八つ当たりして かいじゅうになるのさ 暴れ叫べど怒られた日々は かいじゅうになるのさ 強く大きく吐き出した声が かいじゅうになるのさ 世界飛び出して 惑星の片隅で生きていきたいのさ 言葉に刺されて泣いちゃう夜は かいじゅうになるのさ 電波に乗せたナイフをかわして かいじゅうになるのさ 逃げ場無くして行き詰る日々は かいじゅうになるのさ ここで生まれたメロディだけが 世界中で鳴るのさ 部屋を抜け出して 地響き鳴らして 地に足をつけて 足跡刻めばいいだろ つぶらなひとみ ギザギザきば おおきなあしで 君のいる街を 君のいる街を君ごと踏みつぶすのさ 誰もが心に 飼い慣らしている 誰もがそのうち 暴れ出してしまう 誰もが心に 飼い慣らしている 強くなり デカくなり 飛び出す頃には君ごと飲み込む ギラギラひとみ ギザギザきば ちいさな手で 君だけの未来を 君だけの未来をその手で つかみ取れ