帰り道、空には月

歌詞

不甲斐無く過ぎた今日の日を 優しく照らしてくれんのは いつだって君の言葉たちや 何気ない仕草なんだ 君も僕も十分に 大人になっちまったろ? 純情や純潔できたわけじゃないし 少しの嘘も纏って 「世界は迷路みたい」だって 夜通し青少年ぶる僕を きっと君ならば 笑い飛ばしてくれるかい? 会いたいよ 今だって ポケットの奥底に 押し込めて 知らん顔で 過ごしてきたはずなのに 聞きたいよ その声を もうどうしようもないよ… ねぇ気づいておくれ 子供じみた欲望が 日常から逃げたがって 「君の街まで何駅か?」って 意味の無い 足し算をしてる 心を解き明かすための 難解な方程式だって きっと君ならば 答えになってくれるのに 知ってんだ こんな歌 いくら奏でていたって 動き出した 暮らしの中 流されていかなきゃな わかっていてもなんで? もうどうしようもなくて… 湧き上がる旋律 ＜♪＞ 行き場なくした想いと歩いた 帰り道 空には月 変わっていく僕達は こうやって またひとつ 何かを閉じ込めながら 会いたいよ 本当は ポケットの奥底で 孤独がまた膨らんで 君を欲しがってるんだ ねぇそばにいて 会いたいよ 本当は 会えないよ もう今は