京王線を待っている いつものホームで 快速の列車が通り過ぎた どうしてここには 止まらないんだろう? なんて野暮な事考えていた 後から滑り込んできた車両は僕を 乗せてゆらゆらと走り出した どこからか漏れた ため息が連鎖して 僕の番がもうそこまで来てる 目に見える物でさえ 信じられない世界の中 確かな思いがこの胸の奥 震えてる 僕らの歌を声が枯れるまで歌おう 聴こえるはずさ 誰だって怯えているんだろう どしゃ降りの雨に打たれながら 笑うように咲いたサギの花 青信号にも気づかないまま ただその意味だけを探していた どこかで響いている 僕のための声が そうさ一人ぼっちでも 探しに行かなきゃ 僕らの歌を声が枯れるまで歌おう 聴こえるはずさ誰だって… 僕らの歌を声が枯れるまで歌おう 聴こえるはずさ誰だって… 「気づいているんだろう?」