とある世界の御伽の詩 聞かせましょう どこかにあるという 「ミライ」のお話 -そう、それは忘れていた 夢や理想の果て- この大きな世界で ちっぽけな『僕』は 止まない雨はないと 信じきれなくて… 伸ばす手の向こう側見えたモノは ずっと眩しすぎて目を逸らしていた 気付かないままで 「ミライ」ってものは 目映い程輝いたという 誰にでも手に出来る素敵なお宝 -あぁ、だけど何故か 『僕』の手はまだ空のまま- この大きな世界で カラッポな『僕』は 行き場を見失って迷子のままで 暗闇の向こう側見つけたのは きっと求めていたあの強い光 掴みに行こう ずっとずっとずっと弱くて 臆病だった『僕』は やっとやっとやっと気付いた 一歩踏み出そう いま この大きな世界で足掻いていた僕は それでも前を向いて 歩いていくんだ 伸ばす手の中には望んだ「ミライ」 やっと届いたんだ 僕らの未来はここから始まる