憧れていた5人組のヒーローは 悪いやつらを倒して、誰かを助けて 何でもできる、そんな強い人を 真似して生きていければいいと思っ た 大人になった今では昔の僕が 白く光る正義に見えた 明日、昇る太陽に怯えて泣いた夜も 前が見えなくてすぐ投げ出した日々 も 全ての過去を刻んで歩んでいく そんな意志があれば、いいと願った 何が良いかって、何が悪いかなんて 、 境界がどの辺にあるかも分かんなく なって 誰もが皆、自分の居場所を 守るために今、必死に生きているん だ あの怪物も、狂気の犯罪者も 黒に染まった正義を見せていたんだ 何を信じて生きていくんだろう 何が一番大事なんだろう 一人になるなと、肩寄せて眠った日 一人が怖いと、花に語りかけた日 息をして、息をして、自分の存在を 確かめた、今 過去を振り返れば消したい自分がい ても この未来が曲がりくねった道でも 白と黒が混ざり合った感情に 嘘なんて、つけないよ こんな世界に生まれた僕の意味を 明日の太陽に向かって歩く意志を 全ての自分が愛おしいと思えるよう に 今、この一瞬が、輝けるように 子供の自分が憧れたヒーローになれ はしないけど、 それでも、笑われないように