青天の霹靂 (feat. 初音ミク)

歌詞

降り続く雨に打たれながら 自分を救うための世界を 嘘偽りない 本心とエゴで作りだす よ 場末の小劇場は満員御礼 でもそれだけじゃ足りないの 欲張 りだから 芯から冷めてしまうその前に 温め直さなくちゃね 正解なんかなくたって どこかの誰かと重なって それが救いになるなら… 本望さ どう転んだって儘ならないなら せめて好きだけを描いていたいの あれもこれもって欲張って なにもかも失ってしまう前に 悟れるほど賢くはないんだから 五臓六腑に響くような劣等も 葛藤も欲求も全部曝け出して 大人になる その道半ばで 武者震いだけは止めないで 次第に小劇場も閑散として もう誰のための命かもわからなくな って なんもないからこそ 全部欲しくな んだよ ご機嫌伺うような真似は 野暮だ 本気じゃないフリをして あっけらかんとただ笑って それでも 衝動は雲を割いて天を衝 く 劇薬を狂うまで呑み込んで まだまだこの命に絆されていたいの 若気の至りも後悔もまだまだ重なる けど 塗りつぶされるよりも早く走ってい け 五感六感の全てを研ぎ澄まして 止めどない熱で不安を溶かして やれたような気になっていただけ 逃げていたいだけだった 溢れんばかりの幸福も 身を裂くような不幸も 斜に構えた視点も醜いエゴも 鼻歌まじりのストーリーも 絶望に満ちた人生も 綺麗事も思いつきも 受け取ってくれるなら 本望さ どう転んだって儘ならないなら せめて好きだけを描いていたいの あれもこれもって欲張って なにもかも失ってしまう前に 悟れるほど賢くはないんだから 五臓六腑に響くような劣等も 葛藤も欲求も全部曝け出すから 拙くても 最後まで見届けてよ エンドロールのその先の アフターストーリーを。