Track byIván
眩い架空線が紡ぎ出した 僕はいつの日にか愛していた 心をすり減らせど空虚なまま あなたの伸ばす影が寂しかった 泡沫の夢 僕の手の中 意地らしい君 泣き叫んでいた 鋭い夜光虫が迷い込んだ 漂う閑散としたひこうき雲 繰り返される憎悪何もできず 願う度にいつも悲しかった 約束の指 手放したこと 忘れずにいる 愛していた 弾けた思い出は海の果て 滲んだ架空線は草臥れ果てた それでも僕は求める 美しいから 泡沫の夢 僕の手の中 陰惨な記憶 書き連ねてゆく 儚すぎる夢 捕まえて