雨上がりの交差点 傘もささずに立ち尽くす 君が最後に見せた あの微笑みが消えない タクシーの窓に映る 二人の影が揺れて 「また会えるよね」って 言葉だけが残った ネオンの海に沈む 約束の行方 誰も知らない夜に 君は溶けていった ネオンに溶けた約束 今も胸を締めつける あの日のキスの温もり 冷めないまま眠れない 時計の針が止まる 君を思うたびに 都会の夜が 優しく嘘をつく カセットテープの音が 少しだけ歪んでる 君が録ったメッセージ 「元気でね」って笑ってた 駅前の喫茶店で ひとりコーヒー飲み干す 窓の外 雨粒が 君の声に聞こえた ネオンの海に浮かぶ 面影のシルエット 誰も触れられない 君の記憶だけが ネオンに溶けた約束 今も胸を締めつける あの日のキスの温もり 冷めないまま眠れない 時計の針が止まる 君を思うたびに 都会の夜が 優しく嘘をつく ネオンに溶けた約束 誰も知らない物語 君が残した言葉 胸の奥で光ってる 季節が巡るたびに 思い出は色を変え それでもずっと 忘れられない ネオンに溶けた約束 今も ここに ある