誰の一番にもなれなかった 記憶にも、写真にも、残らなかった 目立たず、傷つかず いつも空気を読む係だった 誰かに刺さる言葉より 誰も傷つけない言葉を選んできた その結果、私は “何者でもない”って呼ばれてる 毒にもクスリにもならない でもそれが悪いこと? 刺激もない代わりに 安心っていう価値もある 大声じゃ語れないことの中に 私の全部が詰まってる 毒にもクスリにもならない私へ 今日は少し甘くなってあげたい 無味無臭なこの日々も Actually, I survived 誰かの hero になれなくても I'm still here, I'm still alive 名前もない歌だけど これは確かに私のtruth 一目惚れされることもない 「会えてよかった」って言われた 記憶も薄い でもね、それでも 誰かのそばでちゃんと笑ってた 笑いのツボ、 遅れがちなリアクション 「つまんない子」って 思われてたかな でも、それが私 全部 fake じゃなかったから “普通”って呼ばれるたびに 私の存在は希薄になった でも“普通”だって、 誰かの救いになるんじゃない? 尖ってなくても、 叫ばなくても、 静かな声が誰かに届く日を 私は信じたい 毒にもクスリにもならない私へ そのままでいいって、 言ってあげたい 派手な言葉はいらない Don't need to shine so bright 「平凡」って名前のなかに 私だけの色がある それがきっと、 誰かの優しさになる 大勢の中で見失ってた 小さな自分の輪郭 でもね、ちゃんとここにいる I'm not loud, but I'm real 毒にもクスリにもならない私へ その在り方を誇りに変えよう Not a fighter, not a star でも every scar 意味があった 誰の物語にもなれない私が 私自身の物語を綴ってく Just me. Not more, not less. And somehow… that's enough.
