見上げた空の彼方 闇を抱(いだ)きながら 雲の隙間を光がこぼれ 輝くための時が動きはじめるよ かたく閉ざした長い眠りから やがて目覚める夢とともに 何ができるだろう 私たちは たかが名もない野の花 孤独に怯え 痛みに揺らぎ ひたすらに咲いてるだけ 愛には力がない 人はそう言うけど あなたと私 かさねあう手の ぬくもりよりも きっと強いものはない 信じることをあきらめないでね いつか微笑むためにどうか 何処へ行けるだろう 私たちは 海に浮かんでる藻屑 波に流され 泡と消えても 日々をただ生き抜くだけ 星たちがそっと溶ける いま肩を寄せあうように 朝を待つ 悲しみが遠ざかるまで ゆっくりとその輪郭を 取り戻す街のなかで もう一度夢を育ててみよう あなたは私の光 私はあなたの頬を 優しく撫でる風になりたい 愛の風に 何ができるだろう 私たちは たかが名もない野の花 孤独に怯え 痛みに揺らぎ 咲いているけれど 何処へ行けるだろう 私たちの 命尽きるその日まで 空を仰いで 未来をめざし くちづさむ 夜明けの詩(うた)
