君がうまく隠してる その傷跡のこと 知りたいと思うことは いけないことだろうか 分かってるんだよその傷を 見つめて安心したい 僕のほうこそどこかに傷が あるんだろうな 新しい朝を迎えたって 消えない痛みがあるから せめて自分のことを愛そうと 撫でたその手でまた 引っ掻いてしまうけど 傷つかないまま生きることって 気づかないまま生きることだろう 最低最悪のあの日々に聞こえてきた 声があったような 奪われたなら奪い返してやれ それが世界の常識でも 今出来るだけ近くで君と話がしたい スカーライト 微かに灯す光 たまに上手く息も出来ず 自分の弱さに飲み込まれそうになる でも大丈夫 行く先を灯してくれる 光を消さないよ 傷つかないまま生きることって 気づかないまま生きることだろう 最低最悪のあの日々に聞こえてきた 声が君ならば 奪われたものを失くしたものを もう苦しんで探さなくていい 今目の前に広がる生まれたての世界 スカーライト これからつくればいい