Track by故やす子
溶けて流れたアイス どうやって固めよう 肘まで伝う バニラを追いかける舌 生きものみたいに私のそばにいる 指南書がないと困るから 言われたとおりに生きていたい 宝石みたいな嘘散りばめて 死んだ後なら イミテーションだって知ってもいい はねた光だけは本物で 歩く道を確かに照らしてくれたから どうせいつか死ぬというなら 死に方ぐらいは選んでいたくて 致死量のそれがあればいいんだけど