優しさを塗りたくった罪が 雨の街に消されていく 痛む場所を「痛い」と言うことさえ 許されはしないから 「立ち上がれはしないだろう」 聞こえる 誰もいない夜でも 救いなどないさ それでも そのドアを開けて行け 消えないアザをなでてる日々を もう終わりにして 例えば ほんの少しの勇気を握った両手に 優しい眼差しの彼が 風と時代に消されて逝く 小さな願いすら ノイズのように無視して壊して 消えないアザを撫でてる日々を もう終わりにして あの頃 笑えてた二人なら もうここにはいないから 消えないアザを撫でてる日々を もう終わりにして 小さな勇気を使うべきはいつだって 「今」だって気付いた 見えない君の夢を見ることも これで最後にしよう どこにもない傷をかばってた その手で救えるものがある 守れるものがある 守りたいものがある 弱音を吐けるなら 嘘をつけるなら 大丈夫 強く生きれるから