朝の風が 袖を揺らす 新聞を積んだ 自転車が走る 信号待ち 人波の中で 昨日の迷いが 薄れていった 誰の声も 届かなくても 足はもう 前に出ていた 昨日しゃがんだ 駅前を 今日はただ 通りすぎた 呼吸より速く リズムが走る 青に影まで 溶けていく ポケットの中 冷めたコーヒー 眠気ごと 光にさらわれた ビルの隙間 カラスが跳ねて その影より早く 心が動いた 無理に強く ならなくても 朝は勝手に 始まってく 昨日の影を 踏み越えて 今日はただ 笑いながら越えた 声より先に 胸が応えた 未来のリズムに 混ざっていった 置き去りにした 夜のざわめき もう荷物じゃない ただの残響 新しい日差しが 肩に触れて 影と未来を 縫い合わせた 昨日しゃがんだ 駅前を 今日はただ 通りすぎた 街の光と 呼吸がそろい 青に影まで 溶けていく 昨日の沈黙が 今日の合図に 変わっていった 未来のリズムに 混ざっていった 青に影まで 溶けていく 青に影まで 溶けていく
