カーテンの隙間に にじむ光 眠れぬまま 呼吸を数えてた 夢の中で 君を追いかけて 目をあければ 私だけだった 机の上に 止まった時計 揺れる影だけが 時を刻んでた 進むことも戻ることもできず 境界に置き去りのまま 眠れないまま 境目に立っていた 時計より先に 脈が進んでく 夢に残った君の声の残り香が まだ私の呼吸を揺らしてた シーツに残った微かな熱 夜か朝か わからない色 夢の続きと現実のはざま どちらにも足を出せなくて コーヒーの染みを指でなぞった 返せない答えが胸に残った 誰かを探すふりをして 本当は自分を探していた 眠れないまま 境目に立っていた 明けていく空が 背中を押していた 夢に残った言葉のかけらが 胸の奥で傷口みたいに熱を持ってた 夜でもなく 朝でもない その狭間で 立ち尽くして 消えかけの夢の残り火が 胸の奥を焼き付けていた 眠れないまま 境目に立っていた 白んでいく空に呼吸を重ねた 夢の残像が薄れていっても 新しい日が名前もなく始まってた
