季節外れの風に吹かれ 涙を流しきることがないよう くだらないあいつの話だとか コバルトブルーに溶けて 極彩色の鳥が 雲間を抜けた先に向かって 羽のない僕らは春を見て 夜の底に佇むだけだった 先頭に咲く向日葵だって 劣等感を抱いてたんだ 齟齬はもうないよ だから ライカブルー どうしてこんな気持ちに 泣いた夜 ぼくのためだって思った ライカブルー 通り過ぎた夏を見ていた 夜は長くなって 汗ばむ肌に 染み込んでいったんだ 弱さをみて何を思う そこに優しさは 宿りはしないよ 肺に溜まった思いが アスファルトを濡らしたんだ 同系色の匂いが 瞬く間にぼくを包んでいたから 向かい風 街の隅で すりガラス 音を立てて ライカブルー どうしてこんな気持ちに 泣いた夜 ぼくのためだって思った ライカブルー 通り過ぎた夏を見ていた 夜は長くなって 汗ばむ肌に染み込んでいったんだ
