ゴーストタウン・ゴースト

歌詞

閉ざした午前零時 まだ眠れない両目を擦った 瞼の裏に潜んだ悪魔達が 僕を嘲り笑ってるんだ 大層面白いようだ 僕の人生はまるで漫談さ もう仕様もない ガラクタになっていた 狭心症の心を履き潰している 三番線 幽霊船を最前で待っていた 能無しの僕達には当然の結末だ どうなったっていい このまま何処か行ったっていい 優柔不断な僕は叫んでいる まだ眠れない まだ眠れない 環状線に飛び乗った僕達の行き先は 亡霊みたいな僕に 居場所なんてないのに この場所から逃げ出したい またくだらない妄想(ゆめ)を 吐いたってさ 不秩序な夜は明けないから 壇上に上がった白痴な僕の是を 最底辺まで落っことしてくれ 昨日拗らせてしまった 語るに落ちるは机上の空論さ 症状のない欠落を埋めてるのは 半病室の傀儡と空に墜ちる前夜 能動的静謐の欠如 暴かれる雑踏 見渡す限り無象の廃墟 十六進数の暗号を解いて 僕達の価値を教えてくれ まだ歩けない僕を見ていた 薄情な笑顔ばっかで作った正体は 満場一致の刑罰 再編集の加害者に 「お前らなんてクソ喰らえだ」 まだ歩けない また歩けない 環状線を飛び降りた僕達の行き先は 亡霊みたいな今日に 居場所なんて無いから 終わんない反芻を終わらしたい またくだらない唄を書いたってさ 作り物の夜は明けないから 壇上に上がった白痴な僕の是を ただ綴って 透明に伏した文字列だった僕達の 世界を今壊してくれ