優しい 朝陽が 汚れた 僕を溶かす 歩いて 止まって 裸足で また歩いてく 同じように 不安に怯え 眠れない 夜を過ごした 君に届かないとしても 僕は歌い続けるだろう 声が 枯れて 上手く歌えない 壊れそうな身体で 星に誓った 飲み込み 吐き出し 痛みが 止まらないんだ メロディに 載せ切れない 泣けるほど 想い零れて 君に響かないとしても 僕は奏で続けるだろう 指が震え 音が滲む 血が滴る心で 闇夜を裂いて きっと僕は気付いていた 知らない振りをしていたんだ これが夢と気付いたとき 全てが終わるようで 歯を食いしばる 君に届かないとしても 僕は歌い続けるだろう 悪い夢が覚めないことは 決して悪くはないと 祈りを込めて