腕を組んで 首斜めして 一人よがり考えた 誰にも言わない 約束もない 晴れる事のないあの日の事 黙ったままの赤い空 すれ違う人も立ち止まる人も 教えてはくれないだろう 優しく密かなさよならの仕方 教えてはくれないだろう 不安を拭う事を一生出来ない恋なら あたしは大きな声で あなたにさよならを言おう 途方に暮れて道に迷って 暗い暗い闇の中でも 遠くに香るあなたのにおい 手探りで探したあの日の事 この淡い日々よ腐るな すれ違う人も立ち止まる人も 慰めてくれないだろう 疑い始めたあたしの元には 何も帰らないだろう 「どこにいてもあたしの事を 忘れたりしないで。」 この言葉を何よりも あなたに言いたかったわ すれ違う人も立ち止まる人も 教えてはくれないだろう 優しく密かなさよならの仕方 教えてはくれないだろう 不安を拭う事を一生出来ない恋なら あたしは大きな声で あなたにさよならを言おう