ありふれたものだから 気づけなくて 傷つけてしまうんだろうな 零れた頬の透明が どこか懐かしくって 醜く変わり果てた僕らの愛を もう一度 叩き直して ピカッピカに輝かせてくれた 二人何を忘れてたんだ ありふれたものだから 気づけなくて 傷つけてしまうんだろう 凍えたその両手を暖めるのは 互いを信じ合えたその手だけ ありがとう ごめんね おやすみ また明日 って笑えるかな 笑えるかな 想いは確かにここに在るのに 君のそこにもきっと在るのにな 歪めて引っ掻いて壊して また直すの繰り返しで 形があやふやになった 卑屈なこの性格や 意地っ張りなその性格や 信じ合えなかったあの長い夜 知れば知る程 傷つき 近づけば近づく程に 遠く感じる時もあったよな ありふれたものだから 気付けなくて 傷つけてしまうんだろう 幸せの匂いに慣れることは 幸せを忘れることではないけれど ありがとう と ごめんね に 愛を混ぜ合わせるのを忘れてるかも だからさ この両手が抱き寄せる前に ちゃんと暖かいか確かめるんだ ありがとう ごめんね おやすみ また明日 って 笑えるように 笑えるように 笑えるように