息が詰まるの 静寂の部屋 鼓動の音が時を刻んでく 携帯に映る君の言葉のひとつひとつを確かめる ハートは選べなくて星の絵文字送った 埋まらない埋められない淡い距離 単純明快な二文字の気持ち 指先でそっとなぞる 君はどう思うかな? ため息とともに消し去る サイレンが脳に鳴り響き 『壊れるかもよ』と警告するの 宛てのない感情は棘に変わってく 返信待って午前25時 鳴らない携帯投げ捨てた 髪型を変えたのに 全然気づかないし 気の利いた言葉くらい言えないの? 夕立が濡らす放課後に 君は傘を渡してくれた さりげない優しさに溺れていくの ゆっくりと毒がまわっていく 心の棘を抜かなければ このままもう呼吸さえできなくなって死んでしまう ずっと傍にいられるのなら 今のままでも構わないなんて 分かってる 臆病な言い訳だ 単純明快な二文字の気持ち 紡いで君へ送る 冗談と思うかな? そんなのもうどうでもいい サイレンは鳴り止まないけど 弾けた想いは止まらないから 夜の闇飛び越えて君に会いたい 私のことだけをちゃんと見てよね