ぬるくなった缶コーヒー ポケットにしまい込んだ あなたはずっと笑わないから 歩く距離は半歩空いたままだ 蜃気楼みたいに掴みどころがなくて 猫顔のあなたが笑う いつか手が届くと思ってた 猫顔のあなたが笑う 「僕らは偽物だね。」 幾度か冬を超えて 寒さも少しは慣れたけど 描いて演じてみても ナニモノにもなれない 僕は誰だ 知りすぎることが怖いと 理由をつけて 猫顔のあなたが笑う ゆらり揺られてどこか遠くへ 猫顔のあなたが笑う あなたは嘘つきだね 何度言葉にしても薄いんだ 一歩踏み出すこともできず さよならだ 猫顔のあなたが笑う 僕らは二度と会えないから 猫顔のあなたが笑う 「僕らは偽物だね。」 「あなたは化物だね。」
