天国に一番近い場所で 瓶の底だけを見させて 呪われたっていいよ けたたましい照明と瞼を重ねた 身体より余計に伸ばした袖の匂い 霞んで止まった 揺蕩う傍観者 白でもない 黒でもない 言葉が理由を孕んで 祈りを現実に引き 戻してしまうものなら 光・音 二つの生活を砕きたい もう何一つ選ばなくていいのさ 天国に一番近い場所で 瓶の底だけを見させて 知らなくたっていいよ 最初と最後なんてさ これ以上 太陽の呼吸を満たした絵具の 管を踏んじゃってさ 同じ酸素を吸っている そんな自覚すら愛しい 境界が曖昧になっていく 長い冬が終わったよ そばにいて 割れた爪 それさえも筋書きなのかな
