センチメンタル・スカイライン

歌詞

午後の日差しが差し込む教室の隅で 君の横顔をそっと盗み見ていた 教科書の文字はもう頭に入らない 風に揺れるカーテンみたいに心が 揺れてる チョークの粉が光に舞う、 スローモーションの世界 放課後の図書室の 静寂が心地よくて 君が手に取る本の背表紙を 追いかける 数メートルの距離が果てしなく遠い 届かない想いが積もっていく 本のページをめくる音だけが 響いていた 言葉にすればきっと 壊れてしまうから このまま臆病な私でいい そう言い聞かせてるのに、 もう張り裂けそうだよ センチメンタルな空の下 心が叫んでる 「好き」 というたった二文字が 喉元でつかえてる 青すぎる春の光が痛いほど眩しくて 視線だけで伝えるラブレター どうか君に、この想い届いて 変わらない毎日を 嘆くのはもうやめよう ほんの少しの勇気が 未来の角度を変えるって、 信じてみたいから 夕日に染まるグラウンド 君の汗が光ってる 仲間と笑い合う声が遠くに聞こえる 私の知らない 君の時間がそこにあって 少しだけ切なくなる心に気づいた 追いかけるだけじゃ、 何も始まらない Up & down, like a roller coaster, my emotion 臆病な自分に送るよ Promotion あと一歩が踏み出せない This situation, can't break it 頭の中シミュレーション もう何回目? リアルに変える Switch 押すのは Just myself カバンを握りしめた指先に力を 込めて 散らばった勇気の欠片を 一つずつ集めたら、 君のもとへ向かおう ドラマティックな空の下 視線が重なった 世界中の時間が止まったような 数秒間 甘酸っぱい春の風が背中を 押してくれた 震える声で伝えるプロローグ 物語が今、動き出す予感 もし砕けてしまってもいい 何もしない後悔より 傷ついても進んだ記憶を 抱きしめたい 帰り道 並んで歩く 二つの影法師 いつもより近い距離に鼓動が 速くなる 「また明日ね」と笑う君のその声が 私の世界に色をつけた ありふれた景色が、宝物になった No more simulation, this is the real stage めくる Next page, 怖くないさ 心臓の BPM (Beat Per Minute) 上昇中 I know what to do 伏目がちだった Yesterday に Good bye まっすぐ君の瞳を見て I wanna try 大きく息を吸い込んだら 最後の覚悟を決めて この気持ちに嘘はつかない どんな答えだって、 受け止めてみせるから センチメンタルな空の下 心が溢れてく 「好き」 というたった二文字がやっと 声になった 青すぎる春の光が二人を包み込んで 視線で書いたラブレターの返事を 震える指で今、受け取るよ