私たちはこう生きていくには 繊細に物を 受け止めるきらいがあって 横に根を張るあの木々のように いつか倒れてしまうよ その前にねえ 今 身勝手に泣いた君の涙 赤く染まって美しかった どうにもならぬ問題だけ 残っていく一方だね 空気洋燈と式日の声 私はただ愛されたかっただけ 字幕に慣れていく私たちは きっとどこかで 正しいって言葉を 待ち続けているんだろう 全てがもう嫌に見える 余計なところで傷つく意味は ないの、ないよ たった一本の孤樹は笑っている 身勝手に泣いた君の涙 赤く染まって美しかった どうにもならぬ問題だけ 残っていく一方だね 空気洋燈と式日の声 私はただ愛されたかった 揺るぎのない安心が欲しい 憂いを抱くこの瞳は光っている