受話器の向こう側 きまずい顔が浮かぶ 隠さずに話して 取り乱したりはしないから 誰よりも確かに その胸の片隅 静かにさまよいたいだけ あなたのそばにいられるなら 他に何もいらない ひとときの未来でもいいの 全てを捨てて駆けてゆく 初めはいたずらに 傷つくのが怖くて わざと距離をおいて 気のない素振りをしていたの あやふやな心の 行く先を探せば 淋しさ増えてゆくけれど 自分でも気づかないうちに 体ごと魅かれてた あなたはきっと悪い男性ね それでも愛は消せなくて… あなたのそばにいられるなら 他に何もいらない ひとときの未来でもいいの 全てを捨てて駆けてゆく