浅い眠り 揺れるブランコ 遠くに見えるサーカステント 夢追い人は迷い中 日々の傾きに頭を垂れて 首を傾いで 雲を眺め 落ちる夕陽にその目を細めて 口の中は鉄の味 無いもの有るもの ねだった結果 来るもの去るもの 変わった結果 浮かんで沈んで結局流れて 明日になってはブラブラと 丸い鉛筆 緑のノート 空の上からトンビが笑う 土の下ではモグラが眠る 昨日の笑った理由すら 思い出せないそんな夜 浅い眠り 揺れるブランコ 遠くに見えるサーカステント 昨日の笑った理由すら 思い出せないそんな夜 浅い眠り 揺れるブランコ 遠くに見えるサーカステント 細い路地を歩きながら考える 鼻歌は昨夜の夢の手掛かりか 既に誉高き日々の 連なりをどうか絶やさぬように 響く光か