いつも側に

歌詞

惚気話や自慢話を たくさん教えてほしいんだよ 「たくさん傷付け合って今がある」 そんな頼れるエピソードも添えて 走り出したらもう止まれないこと 十分なくらい知ったよね 子どものままでも何とかなったのに 大人にならないといけなかったね 君は言った 「これからをつくるのは 昨日までの僕らではないんだ」 僕は思った あと何回信じても 信じられるうちにこそ 希望は広がる これから恋する優しい二人が 泣いてしまうような 悲しい話を君と わざわざつくるなんて 家族と離れて寂しさでいつか 潰れちゃうような 哀しい話を君と わざわざつくるつもり全然ない！ さっきまで話してた喫茶店 シャッターが下りて店員さんの 帰りを横目で見送った討論に 価値があったとさえ 言い切れないけど あの頃バカにされてた夢を 仕事と呼べちゃう日もあるし 叶わぬ間もちゃんと プレゼントをくれる 君に出逢えたことだってそうさ 僕は言った 「せっかく出逢えたからさ なんとか仲良くやっていこうよ」 君は「うん」と小さく頷いて こぼれた雫を拭い 溜め息に変えた 未来で待ってる僕らの笑顔に つられて笑った 懐かしい二人の正体に 気付いてほしいのさ 父が言っていた 「家族の幸せ願うそれだけが 揺るぎない日々」 ケセラセラ いつか僕にも言えるのかな… 君は今どうしているのかな？ 今年も桜が綺麗だから あの日散った想いも生まれ変わって 君と信じてた未来に そっと咲くだろう これから恋する優しい僕らが 泣いてしまうような 哀しい話を君と わざわざつくるなんて 家族と離れて寂しくなっても 思い出せるような 揺るぎない話を君と わざわざつくって来られた 僕ら悲しくなんて 全然ない！