君を照らす光はほら 僕が見つけるから 例えば今見逃してしまった流星に それでも願うほど 強くないからまた縋って カバンに詰めたはずの希望と水筒は 今じゃもぬけの殻かもな 怖いから見ないけど 星が滲むその訳は どうか君にバレないで強がって前を 向く 何度も未来を描いては僕ら 小さい遠心力で ただ、ただ 失くしたものばかり数えてる 相変わらず軌道の上でもがいては プラネット、ごめんな ああ、まだ、まだ 追いかけた分だけ遠いけど 君を照らす光はほら 僕が見つけるから 例えば今見逃してしまった流星を あなたと笑いながら「残念だね」 と言えるくらい 強くはないままかもしれないけれど 弱くもないはずだ そうでしょ? 過去最高速度で動いて いるんだよ あなたがいるからこそ 働く相対論で ただ、ただ この歩みを止めたくないのに 相変わらず未来の上で迷っては プラネット、行かないで ああ、まだ、まだ 遠のいた分だけ遠ざけた 引っ張って 僕も連れてって そしてこの日々がプラネット 今は淡くても 恐る恐るカバンを覗く 良かった、ちゃんとあったんだ あの頃と同じままで 何度も見逃してきた流星 もういいや だってさ 誰かに託すことは 止めた この日々を照らすのは 僕らじゃないか プラネット、分かったんだ ああ、まだ、まだ 遠ざけた分痛いけど ほら何度も未来を描いては僕ら この瞬間瞬間が ただ、ただ 愛しく思えるんだと笑う 相変わらず軌道の上でもがいては プラネット、ありがとう... もう、迷わない 痛みが強くしてくれた 君を照らす光はほら 僕だ 「僕ら」なんだ