玄関先で帰れない いつもより少し長い喧嘩 冷静なふりをして靴下なおす どうしてもう少し やさしい言葉を選んで話せないの あなたの唇触れて涙がこぼれる オレンジの金魚の真似して 笑い転げた冬の日 光がさせばわたしのことも 忘れていってしまうかな あったかくなったら 思い出せなくなるのかな 冷えたコーヒーだけを残して おなかが痛くなるほど 笑ったあとは少し怖い 明日もあなたが笑っていますように 太陽出会ったらわたしのことも 忘れていってしまうかな あったかくなったら 思い出せなくなるのかな 冷えたコーヒーだけを残して 太陽出会ったら先に一人で 歩いていってしまうかな あったかくなっても ずっと手をつないでいて 冷えたコーヒー飲み干したこの部屋 靴下は何度あげてもずり落ちてく