空のやまで まいにち 茶摘み ひみつひみつの お茶を あのひとは まだ 知らないのです ここは みどりの お茶ばたけ ひとつみふたつみ 歌いながら 枝から枝へ 飛びまわる あの日 市場で 見たきみは 灼けた頬に麦わら帽子 空色 映す 目の色 深く 名前も知らない とおいひと 大好きなひとに 会いにゆこう きみに きみに 背中の羽には さよなら さよなら 木の葉にひとつ 言葉残す かぜにのって 雲の上 雨になって きみのもとへ 地図にものらない とおい国 会いにゆこう きみに きみに もう行かなくちゃ さよなら さよなら 会いにゆこう きみに きみに 背中の羽には さよなら さよなら 知らぬ 存ぜぬ 地上のひとよ ひみつのひみつの このお茶 なに 思うかな あのひとは 大好きなひとに 飲んでもらいたい