因果哉 宛所無く伝い聞いた嘯 陰火から萌え出でて地獄を観てる 忸怩して問詰から 抜け出す愛 模って 下卑てるね こんなモノ棄てたいが。 此の儘 流線型に従えば 身体ごと倫理は弧を描いた 羸憊を着熟して 澱み無く演り過ごせ 嗚呼 前に進みたいよ 後ろが気掛かりで 右往左往 繰り返す ウィーニーウォーカー 嗚呼 頭を掻き回す 不安を差し置いて 『アナタハ何ガシタイ』? 煩いな 〈べぇす〉 「事の真意すら知りもしないのに 何を据え兼ねて已まないの 貴方方」 「仕崩して心思うまま 何千回と解 手探って 懲りないね 損な湖塗 辞めちゃえば?」 噎せ返る空気に包み込まれながら 喜怒哀楽が綯い交ぜにされていく 〈♪〉 吐いて捨てるような開落が 泣いて喚くような頽落が 死んで終わるような快楽が 壺中の天には許多に 嗚呼 前が見えてないよ 虚ろな暗がりで 有象無象 意に介す ウィーニーウォーカー 嗚呼 頭を掻き回す 不安を差し置いて 『アナタハ何ガシタイ』? 煩いな 〈♪〉 〈ぎたぁ〉 無闇な行為は一切出来ない 無陰な方には一切往けない 坩堝の奥の小さい不安が解らない? 此の儘 流線型に抗えば 身体ごと倫理は舞った 羸骸を踏み越えて 頭から演り直せ 嗚呼 前に戻りたいよ 次第に気が触れて 彼方此方狂い出す ウィーニーウォーカー 嗚呼 『頭ヲ掻キ回ス 其レ等ハ見ヌ振リデ アナタハ何ガシタイ』? ・・・。 〈♪〉 さして壮大な思想なんて まして明快な主張なんて 畢竟手持無沙汰 なんてからきしの壺中遊行症!