「もしもし、まだ起きてる? 今から ドライブに行きたいから ちょっと付き合ってよ」 朝早いけど… そんなのおかまいなしさ 急いで着替えて すぐむかえに行く キミが呼び出すときは 決まって辛いとき わかっていた それでも必要とされるなら うれしくて 甘くハジける炭酸に溺れた ビー玉みたい 泡になって消えてしまえば 楽なのかな 「助手席に乗りこんで どこいく? 真夜中の海が見たいな 花火もしたいな!」 僕の前では 自由気ままに振る舞うんだ あの人の前じゃ ぎこちないくせに つきはなしたなら 僕がいなくなったなら 寂しいかな 傷つくかな 「こっちを向けよ」 声にならない 笑い合う二人 どこまで行っても どこにも行けないのね キミが呼び出すときは 決まって辛いとき わかっていた それでも必要とされるなら うれしくて 甘くハジける炭酸に溺れた ビー玉みたい "やさしい僕"は 今夜 海に投げ捨てるんだ