暁色の空を目に焼き付けてた どうしようもないほどの焦燥感が 胸にへばりつく 感傷に浸る時間がこぼれ落ちてく 立ち止まった僕の頬に風が通り 過ぎた いつも通りの寂寞 僕は 伝わらない本音を 喰らって呑んで吐いて嘘で 塗りつぶす 人生 馬鹿みたいだねどうせ誰かの 物語の言葉しか紡げないの それでも鼓動はうるさく脈を 打っている 誰かの真似でもない 痛みがここにある 空の器を満たしていくような 正解なんてほんとはどこにもないん だ 知ってしまった真相を 全てぶち壊したんだ 錆びついた偶像を失ってさ 重なった欺瞞に身を委ねながら 僕は息を止める 「ごめん」と言えない建前と 冗談めかした本心を 混ぜ合わせたカクテルを飲み 干すように ままならない現実と すり抜けてく空想を 繰り返してく出来損ないの夜が 明けていく 誰かの悲しみの 重荷を担って 差し伸べた手の 汚れと傷を呪う心音を 知ってしまった真相に目を当てず 逃げたんだ 錆びついた偶像を捨てれないまま 重なった欺瞞に身を委ねたなら 僕は瞼を下ろす 繰り返してく後悔を 沈めたはずの底から すり抜けていく意識の隙間から 覗き込む 作り物の幸福を 見落としたはずの底から 明けてってしまう夜の合間から 目が合う ああ笑っちまうよな 手遅れな全てを 諦めきれずにさ もう一度だけ歩いてみる 鼓動はまたうるさく脈を打っている 鳴り響くこの音が 夜の隙間を開けてく 知ってしまった真相も錆びついた 偶像も 全て失ったって構わないさ 重なった欺瞞に身を委ねながら 僕はこのまま ガラクタっばかりのこの胸を引き 裂いて 生きていくんだ 誰かの真似でもない僕だけの痛みが ここにある
