昔を愛でてあの頃は良かったって 今から逃げて場所はいつもの交差点 持っているのは中身のない記憶と 針が振り切った思い むやみに意地張って過去の人を重ね 今から逃げて場所はいつもの交差点 持っているのは形のない記憶と 針が振り切った思い 触れたいこの手は冷たいから 逃げたいけど目を 逸らしたくはないから 正しいつもりだった 分かっていると思っていた 優しい君は 電話越し泣いていた 壊すことに怯えて 言えなかったあの言葉 軋むギアのような笑顔に目を伏せた 僕ら 目を背けるうちにこぼれ落ちた 濁りきった涙 味のしなくなった思い出は道に吐き 捨てた 君のために書いたこの歌詞も 風に吹かれて届きそうにない もう愛せない君には会えない 新しい出会いよりも変わらない愛 大切って儚いものなんだ 何が残った? 根拠ない自信で取り繕った 宛のない言葉で手紙を書いた 風に乗って君に届けばいいな 忙しくしてるならそれでいいさ 昔を愛でてあの頃は良かったって 今から逃げて場所はいつもの交差点 持っているのは中身のない記憶と 針が振り切った思い むやみに意地張って過去の人を重ね 今から逃げて場所はいつもの交差点 持っているのは形のない記憶と 針が振り切った思い