君を苦しめて絶望させたのが 人間ならば 痛みを抱いて 希望をくれるのももしかしたら 人間かも 大切な人はいるかな どうだろう 刃先を向ける標的を 探すのはもうやめよう 誰でも叩けば ホコリくらい出るもんさ それにあやかって嗤うの惨めだ でも辛いのもわかるんだ 向き合うのは怖いもんな いつの間にか正直な心が腐って涙も 枯れた 冷たいな なんて思う暇もなく時間だけが 過ぎてく日々に落ち込む君の たまに見せる苦笑いが僕は 愛しいんだよ 空っぽの僕に誰か振り向いてよ 情けない僕を愛してよ その声は自分にすら届かない 今日も幸せは半音下がり 必要なものは思い出とそれを殺す 少しの勇気 自分を傷つけたあの言葉たちは 今泣いてるんだよ 君を悲しませたのは 僕の思い込みや慢心 僕が喜んだのは 君の些細な思いやり 君がいなくなったって僕は大丈夫 今でも無愛想なこの世界だけれど 僕は満を持してこの醜さ 背負っていく 僕は人のために過去の苦しみと 生きていく