月が見ていたもの

歌詞

日々改竄されていく記憶 何をするにも億劫 輝いて見えたあの日々は もはや幻なのか 終わり迎えたチャレンジャー 見る影なく傍観者 諦めと成長の境界が 薄れていったんだ これからまた誰かを愛するんだろう 君は何事もなかったかのように キスをするんだろう それでも入れ替えてしまった心は もう戻らない 新しい磁場の上 SとNは迷子になって 引かれちゃいけない法則忘れ 愛す他になかった 何の後悔もないくらい 真っ直ぐな想い 共に生きれなくても あの時発見した現象は 僕らの紛れもない史実です 君が払った代償と 僕に与えられたもの 僕が得なかった分だけ 君が望んだもの 綻びを見つけたやつが 好き勝手喚き散らし 完璧だった決心もぐらつくばかり 飲み干す前のビールは 泡がなくなるより先に 味をなくした 夜空に見つけた 白い煌めき・過去からのメッセージ 「ずるい」と膨らむ頬　瞳の奥に 知る生まれた意味 帰り道を分かっていても 遠回りするすべ探してたね 雲が隠そうとした重ねる愚かさを それは優しく照らしていた 新しい磁場の上 SとNは迷子になって 引かれちゃいけない法則忘れ 愛す他になかった 人は皆長い旅路の果て 奪い奪われて何もかも失う 骨肉は朽ち記憶は灰になり 最後に　唯一残るもの 何の後悔もないくらい 真っ直ぐな想い 共に生きれなくても あの時発見した現象は 僕らの紛れもない史実です