よれたTシャツで来てしまったから 君の横はよしておこうかな 舌を青くして笑う君なら 許してくれると思うけど ラムネが飛び散って グラスに響く恋の音 弾けるサイダー 「あのね」の先は まだ言わないように 儚色をした 跡夏 夢うつつ 終わってしまっても醒めないままで ずっとずっと 照れた向日葵が俯く側で 肩当たる距離感も 惚れたあの日より少しだけ 薄くなった唇も 夏のせいなんだって思えた でもそうじゃなかったら この苦しさも悲しさも アイスみたいに溶けるかな 案外繊細な心は 至って普通に振る舞うでしょう きっと意味がない事が意味になるよ そんな2人で1つの 季節を分け合うの 翡翠の線香が 全て落ちてしまう前に 思い出すんだ 「あのね」の先は きっと同じだから 儚色をした瞳に映る僕と 同じ未来を思い描いているの 今思いつく君はなんだか泣いていて その意味は知りたくなかったんだ 惚れた腫れたで話は終わるの いつか僕が忘れてった感情は 何一つと変わってないよって あの日のソレと同じように ラムネが飛び散って グラスに響く恋の音 弾けたサイダー 「あのね」の先は きっと言えるはずだ 儚色をした跡夏 夢うつつ 終わってしまっても醒めないままで ずっとずっと