Track by五島 良子
部屋の掃除するついでに 昔の本を ダンボールごと ひっぱり出して 読みふける こうして また 散らかしては スキップしながら 逃げた私 帰っておいで 今日も もう日が暮れる 子供みたいに 泣きじゃくって 思う存分 傷つけるけど 睡らした目で 鏡見れば 素直じゃない 心がきらい 愛したくっても できない 私 ごめんね ずっと だから また ひとりきり